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文章屋Y.S.のよしなしごと日記、音楽映画書評など

時津風部屋の暴行傷害致死事件(続

 先の記事で書いたことはずいぶん控え目だったと思えるほど、出てくる情報はひどい。何というか、不快感が抑えがたい。

 的を射てるかどうかわからないが、私は、もうずいぶん昔のことになった戸塚ヨットスクール事件や、似たような青少年矯正を看板にした施設のコンテナで中学生ぐらいの男女が手錠されて熱中症か脱水で死んだ事件。

 いずれも「スパルタ」を標榜して、独善的(独裁的)な運営者の手で組まれた狂ったシステムの中で、若い命が失われている。
 また、子ども達は親の手に負えず、従って半ば親から捨てられたようなドロップアウターであった点も共通している。十四、五くらいまでは手に負えない状態も親の責任が九割だろう。
 得体の知れない人物の手に子どもを丸投げし状態も確認しないのは、捨てたも同じ。死んだ子らは、親と狂った施設との共犯で殺されたと言っていい。

 ドロップアウトした子どもの命は、そんなにも軽いものなのだろうか。人を殺した少年の話ではない。家で暴れてものを壊すとか、引きこもって誰とも接さないとか、それだけのことが、命の価値を軽くするというのか。一時期頻繁にテレビに出てしゃべりまくっていた戸塚宏という狂人の顔が、不愉快でたまらなかったのは、そういうことを感じていたからだ。この男に生きている価値があるのかどうかということを。

 ただ今回の場合、相撲部屋に子どもを預けた親をこれらのケースと同様に非難することはできない。いくらなんでも相撲部屋が、戸塚ヨットみたいな施設だとは思わないだろうし、亡くなった少年の親は子どもを「捨てた」とはとても言えない。逃げの姿勢はあったかもしれないが。

 何が悲しいと言って、その大相撲の名門の相撲部屋が、今報道されている内容からすれば、戸塚ヨットスクールあたりと大差なかったいうことだ。
 今このタイミングで笑顔をカメラでとらえられてしまうような、常識を逸脱したあの不愉快な親方の、個人的犯罪であってほしい。これが大相撲の相撲部屋全体から浮き上がらない、そう特殊でないケースだとしたら、本当に残念だ。やるせない。

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