■本ブログは
文章屋Y.S.のよしなしごと日記、音楽映画書評などを綴るブログです。
しばらくは、iPhone中心の記事多めとなっておりました。今後しばらくのトレントは、たぶん電子書籍です。
2012/3/10
http://www3.atword.jp/yozo/
より、引っ越しました。
従って、それ以前の記事は以前の@WORDブログよりログを移行したものです。画像など、いろいろと不完全なところがありますので、過去記事参照の場合は以前のYSLG-BLOGもご覧下さい。
最新記事は、一つ下から、始まります。この欄の記述は、状況に応じ、更新します。
しばらくは、iPhone中心の記事多めとなっておりました。今後しばらくのトレントは、たぶん電子書籍です。
2012/3/10
http://www3.atword.jp/yozo/
より、引っ越しました。
従って、それ以前の記事は以前の@WORDブログよりログを移行したものです。画像など、いろいろと不完全なところがありますので、過去記事参照の場合は以前のYSLG-BLOGもご覧下さい。
最新記事は、一つ下から、始まります。この欄の記述は、状況に応じ、更新します。
■同人誌:小説本を一太郎で作る「全体に右に寄ってますよ」
最近は、小規模印刷屋さんに出す原稿というのは、紙よりもデジタルデータが主流だと思います。印刷屋さんもその方が手順がラクなんですな。
ところでしばらく、電子書籍のダウンロード販売等ばかりで、印刷本を作っていませんでした。久しぶりに三月、作ったんですが、この時ずっと使っていた印刷屋さんとちょっとモメた、というか気に入らない部分があり、新しい印刷屋さんを使ってみることにしました。少部数なんで、オンデマンド印刷です。
そこはフリーダイヤルの相談窓口を持っています。でまあ、入れた原稿の中身については、特に問題なかったんですが、先方から、「文章が全体にページの右に寄ってますね」という指摘がありました。
僕は一太郎(EPUB出力があるんで、つい最近「承」にバージョンアップしました)で作った縦書きルビつき、見開きページ上部外側にノンブルのついた形の文書を、PDF化してデータ入稿しています。InDesignは、一度挫折して放置。文章そのものを直す段階では、断然一太郎がラクだし、大半は文章の本で凝ったレイアウトいりませんしね。
指摘された通り、見開きのどちらのページも本文が右に寄っています。半行くらいですが、ノンブルとの位置関係を見ると、けっこう気になります。右ページ(偶数)ではノンブルの端いっぱい、左ページ(奇数)ではノンブルの一桁目の下くらいに、すき間がある。
一行文字数などをいじってみるのですが、どうもおまくいきません。どうしても半行から、ヘタすると一行分も右に寄るんですよ。
で、ふと気づきました。
これは横書きの文書をベースにしたレイアウトなのだ、と。縦書き文書の紙面を左90度回転させれば、文字の寝ころんだ横書き文書になりますが、第一行目は必ず決まった位置から始まり、「下」の最終行は、収まる限りの行を収めて余白が若干余る。そういう仕様なのだ、ということですね。
解決方法はググってもわかりませんでした。そこで「承」へのバージョンアップもつい最近であったので、一太郎のサポートに電話しました。向こうでも即答できず、30分後くらいに折り返しで電話が来て、いただいた回答によれば。
・ まず文書を全て完成させる(推敲を済ませレイアウトを確定)。
・ 本文を「全て選択」
・ 「書式」→「フォント・飾り」→「字間」タブ
・ 「ベース位置からのシフト量」にチェック
・ -50程度の数字を入れる
・ OK
これで、縦書き文書が、目次位置そのままで、文章部分のみ半行ばかり「左」にずれます。うまく、目次の数字の両端よりも本文が半行分ほど内に入った、自然なレイアウトになります。
横書き文書では「ベース位置」つまり全ての行の文字の基準位置から、「上下」にどれだけずらすか、ということなのでしょう。
プレビューを見れば、基準線にピタリとのっかっているのが、-50すると半行分ほど「下」に下がります。
ま、本格的にレイアウトに気を使うなら、やはりInDesign等のDTPソフトなのでしょうが、僕にはこれで十分、かな。
ところでしばらく、電子書籍のダウンロード販売等ばかりで、印刷本を作っていませんでした。久しぶりに三月、作ったんですが、この時ずっと使っていた印刷屋さんとちょっとモメた、というか気に入らない部分があり、新しい印刷屋さんを使ってみることにしました。少部数なんで、オンデマンド印刷です。
そこはフリーダイヤルの相談窓口を持っています。でまあ、入れた原稿の中身については、特に問題なかったんですが、先方から、「文章が全体にページの右に寄ってますね」という指摘がありました。
僕は一太郎(EPUB出力があるんで、つい最近「承」にバージョンアップしました)で作った縦書きルビつき、見開きページ上部外側にノンブルのついた形の文書を、PDF化してデータ入稿しています。InDesignは、一度挫折して放置。文章そのものを直す段階では、断然一太郎がラクだし、大半は文章の本で凝ったレイアウトいりませんしね。
指摘された通り、見開きのどちらのページも本文が右に寄っています。半行くらいですが、ノンブルとの位置関係を見ると、けっこう気になります。右ページ(偶数)ではノンブルの端いっぱい、左ページ(奇数)ではノンブルの一桁目の下くらいに、すき間がある。
一行文字数などをいじってみるのですが、どうもおまくいきません。どうしても半行から、ヘタすると一行分も右に寄るんですよ。
で、ふと気づきました。
これは横書きの文書をベースにしたレイアウトなのだ、と。縦書き文書の紙面を左90度回転させれば、文字の寝ころんだ横書き文書になりますが、第一行目は必ず決まった位置から始まり、「下」の最終行は、収まる限りの行を収めて余白が若干余る。そういう仕様なのだ、ということですね。
解決方法はググってもわかりませんでした。そこで「承」へのバージョンアップもつい最近であったので、一太郎のサポートに電話しました。向こうでも即答できず、30分後くらいに折り返しで電話が来て、いただいた回答によれば。
・ まず文書を全て完成させる(推敲を済ませレイアウトを確定)。
・ 本文を「全て選択」
・ 「書式」→「フォント・飾り」→「字間」タブ
・ 「ベース位置からのシフト量」にチェック
・ -50程度の数字を入れる
・ OK
これで、縦書き文書が、目次位置そのままで、文章部分のみ半行ばかり「左」にずれます。うまく、目次の数字の両端よりも本文が半行分ほど内に入った、自然なレイアウトになります。
横書き文書では「ベース位置」つまり全ての行の文字の基準位置から、「上下」にどれだけずらすか、ということなのでしょう。
プレビューを見れば、基準線にピタリとのっかっているのが、-50すると半行分ほど「下」に下がります。
ま、本格的にレイアウトに気を使うなら、やはりInDesign等のDTPソフトなのでしょうが、僕にはこれで十分、かな。
■縦書きルビつきEPUBサンプルファイルの実験的作成と配布
さて、EPUB3、縦書きルビつきの電子書籍の、作成及び閲覧環境がようやく整ってきましたね。
一太郎の最新バージョンがEPUB出力に対応したことにより、HTMLを編集するような画面で小説を書くようなことをせず、快適な環境で文書を制作・編集した後、一発でEPUB出力する、ということが可能になりました。
僕は自作の小説を同人などで発表していますが、その制作手順は、
1.テキストエディタ(TeraPad)で荒く書く(ルビなどはカッコで)
2.一太郎にテキストを流し込んで、印刷相当の書式で編集、校正
3.PDF出力で電子書籍に
という流れでしたが、
4.EPUB出力で縦書きルビつき電子書籍に
というオプションも加わったことになります。
しかし、現時点では一太郎のEPUB出力にはいくつか問題があります。
以前のブログ記事にも書きましたが、目次とチャプタ分割の問題です。
一太郎そのものに、目次機能があり、それがEPUB出力に反映されるのですが、ここで出力される目次は、単なるXHTMLページであって、EPUB3の持っているINDEX機能?(FireFox、iPhoneやiPadのEPUBリーダーで参照できる目次)に対応したものではありません。
その上、一太郎のEPUB出力では、文書本体をdocument.xhtmlという一つの文書にしてしまい、目次nav.xhtmlもその中のページ内アンカーに対応して作られるのです。このページ内アンカーには、現在iPhoneやiPadのリーダーが対応していません。
これを、INDEX機能に対応させ、チャプタごとに文書ファイルを分割するために、現状ではもう一手間必要です。
僕はSigilというEPUBエディタを使用しました。
5.Sigilにてチャプターを分割
document.xhtmlを開き、Insert→Chapter Breakにて文書を分割します。ViewはSprit Viewが見やすいです。切りたい場所にカーソルを持っていって、分割。そしてファイル名をわかりやすく、chapter001.xhtml,chapter002.xhtmlなどと、リネームしていきます。
6.Sigilにて、Index部分の編集
Expert Onlyの編集機能になりますが、過度に神経質になる必要はありません。一応事前にファイル保存して、別名で編集するなどして、戻れるようにしておきましょう。
toc.ncxを開き、
<navPoint class="h1" id="doc1" playOrder="1">
<navLabel>
<text>本文</text>
</navLabel>
<content src="Text/chapter001.xhtml"/>
</navPoint>
などとなっている部分を編集です。
<navPoint>〜</navPoint>をコピーし、<navMap>〜</navMap>の間にチャプタ数分コピーしたら、
<text>〜</text>にチャプタ名(日本語可)、<content src="Text/chapter00x.xhtml"/>の部分を、対応するチャプタのファイル名に書き換えます。一字でも間違ったらうまくいきませんから、コピペをなるべく使用。
これで一応iPhoneなどでは一応OKなんですが、nav.xhtmlの方も、なんとかしなくてはいけません。削除してしまっても問題ないですが、後述する閲覧方法で、PCでchromeなんか使う場合、htmlの目次もあった方が便利です。
で、一太郎では、目次機能を使わず出力すれば、実質項目が一つしかない目次になっているはずです。
nav.xhtmlを開き、
<ol>
<li><a href="../Text/chapter001.xhtml">1</a></li>
<li><a href="../Text/chapter002.xhtml">2</a></li>
……
</ol>
という具合に、<ol>タグの間に、項目数分の<li>タグに挟んで、章にジャンプできるhtmlファイルを作るわけです。
最後に、末尾に目次は変なので、nav.xhtmlを、文書頭(表紙がある場合はその次)に移動します。
Sigilでは、ファイル名のアルファベット順などに関係なく、左カラムの並び順に、ファイルが読み込まれるEPUBファイルを作りますので、これで頭に目次がきます。
私の自作小説を以上の手順で作ってみたのがこちら。
箱庭の虹EPUB
任意のフォルダにダウンロードして下さい。
ちょっと待ち時間がいります。あと、FireFoxなど直にEPUBが開けるようになっている場合、右クリック保存でお願いします。
この元作品にはルビはなかったんで、あとで強引に一ヶ所だけsigilの編集機能でルビを付けました。ルビについては一太郎のEPUB出力そのままで大丈夫です。表紙はこのファイルにはないですが、これも一太郎のEPUB出力でつけることができます。cover.xhtmlとなります。
現在パソコンでは、FireFoxにアドオンを入れればEPUBを直接開けますが、これは縦書きにもルビにも対応していません。Google Chromeが縦書きルビつきに対応しているものの、今度はEpubを直接開けないため、拡張子.epubを.zipと変更し、これを解凍してOEBPS>Textフォルダ内のxhtmlファイルを直接開きます。
この時、nav.xhtmlを開けば、あとはブラウザから各章に飛ぶことができますので、あえてnav.xhtmlを残しました。以下説明するkinoppyでは、この目次は使えません。
iPhone、iPadでは、kinoppyという、本来紀伊國屋オンラインの電子書籍購入、管理のための無料アプリが、見事に縦書きルビつきEPUBファイルを表示してくれます。
使い方ですが、iTunesからiPhone等を接続状態でデバイスを選び、上部のappタブをクリック、ファイル共有よりkinoppyを選択、kinopp書類にepubファイルをドラッグ&ドロップ。
iPhone等からkinoppyを起動。設定→追加コンテンツの検出 を行ったあとライブラリをタップすれば、文書が出現しています。それをタップ。フリックでページをめくって快適読書です。
当然、一行文字数、文字サイズもピンチで変更可能で、さくっとリフローします。画面の狭いiPhoneでは、快適さが際立ちますね。
なおiPhoneにはbReaderという有料アプリがあり、これもEPUB3対応ですが、実はkinoppyのEPUBレンダリングエンジンは、bReaderの開発元がおろしたものですので、バージョン違いがある可能性はあっても、原則同じ。縦書きルビつきEPUB3を見る(読む)目的なら、無料でiPadでも使えるkinoppyが断然おすすめです。
Android系端末にもkinoppyは出ていますが、EPUBレンダリングに関しては、まだ少しバグがあると報告を頂いています。
ここにサンプルを配布するのも、様々な環境で表示を試していただきたいためですので、ダウンロードし、ご覧いただいて、いろいろご報告いただければと思います。
一太郎の最新バージョンがEPUB出力に対応したことにより、HTMLを編集するような画面で小説を書くようなことをせず、快適な環境で文書を制作・編集した後、一発でEPUB出力する、ということが可能になりました。
僕は自作の小説を同人などで発表していますが、その制作手順は、
1.テキストエディタ(TeraPad)で荒く書く(ルビなどはカッコで)
2.一太郎にテキストを流し込んで、印刷相当の書式で編集、校正
3.PDF出力で電子書籍に
という流れでしたが、
4.EPUB出力で縦書きルビつき電子書籍に
というオプションも加わったことになります。
しかし、現時点では一太郎のEPUB出力にはいくつか問題があります。
以前のブログ記事にも書きましたが、目次とチャプタ分割の問題です。
一太郎そのものに、目次機能があり、それがEPUB出力に反映されるのですが、ここで出力される目次は、単なるXHTMLページであって、EPUB3の持っているINDEX機能?(FireFox、iPhoneやiPadのEPUBリーダーで参照できる目次)に対応したものではありません。
その上、一太郎のEPUB出力では、文書本体をdocument.xhtmlという一つの文書にしてしまい、目次nav.xhtmlもその中のページ内アンカーに対応して作られるのです。このページ内アンカーには、現在iPhoneやiPadのリーダーが対応していません。
これを、INDEX機能に対応させ、チャプタごとに文書ファイルを分割するために、現状ではもう一手間必要です。
僕はSigilというEPUBエディタを使用しました。
5.Sigilにてチャプターを分割
document.xhtmlを開き、Insert→Chapter Breakにて文書を分割します。ViewはSprit Viewが見やすいです。切りたい場所にカーソルを持っていって、分割。そしてファイル名をわかりやすく、chapter001.xhtml,chapter002.xhtmlなどと、リネームしていきます。
6.Sigilにて、Index部分の編集
Expert Onlyの編集機能になりますが、過度に神経質になる必要はありません。一応事前にファイル保存して、別名で編集するなどして、戻れるようにしておきましょう。
toc.ncxを開き、
<navPoint class="h1" id="doc1" playOrder="1">
<navLabel>
<text>本文</text>
</navLabel>
<content src="Text/chapter001.xhtml"/>
</navPoint>
などとなっている部分を編集です。
<navPoint>〜</navPoint>をコピーし、<navMap>〜</navMap>の間にチャプタ数分コピーしたら、
<text>〜</text>にチャプタ名(日本語可)、<content src="Text/chapter00x.xhtml"/>の部分を、対応するチャプタのファイル名に書き換えます。一字でも間違ったらうまくいきませんから、コピペをなるべく使用。
これで一応iPhoneなどでは一応OKなんですが、nav.xhtmlの方も、なんとかしなくてはいけません。削除してしまっても問題ないですが、後述する閲覧方法で、PCでchromeなんか使う場合、htmlの目次もあった方が便利です。
で、一太郎では、目次機能を使わず出力すれば、実質項目が一つしかない目次になっているはずです。
nav.xhtmlを開き、
<ol>
<li><a href="../Text/chapter001.xhtml">1</a></li>
<li><a href="../Text/chapter002.xhtml">2</a></li>
……
</ol>
という具合に、<ol>タグの間に、項目数分の<li>タグに挟んで、章にジャンプできるhtmlファイルを作るわけです。
最後に、末尾に目次は変なので、nav.xhtmlを、文書頭(表紙がある場合はその次)に移動します。
Sigilでは、ファイル名のアルファベット順などに関係なく、左カラムの並び順に、ファイルが読み込まれるEPUBファイルを作りますので、これで頭に目次がきます。
私の自作小説を以上の手順で作ってみたのがこちら。
箱庭の虹EPUB
任意のフォルダにダウンロードして下さい。
ちょっと待ち時間がいります。あと、FireFoxなど直にEPUBが開けるようになっている場合、右クリック保存でお願いします。
この元作品にはルビはなかったんで、あとで強引に一ヶ所だけsigilの編集機能でルビを付けました。ルビについては一太郎のEPUB出力そのままで大丈夫です。表紙はこのファイルにはないですが、これも一太郎のEPUB出力でつけることができます。cover.xhtmlとなります。
現在パソコンでは、FireFoxにアドオンを入れればEPUBを直接開けますが、これは縦書きにもルビにも対応していません。Google Chromeが縦書きルビつきに対応しているものの、今度はEpubを直接開けないため、拡張子.epubを.zipと変更し、これを解凍してOEBPS>Textフォルダ内のxhtmlファイルを直接開きます。
この時、nav.xhtmlを開けば、あとはブラウザから各章に飛ぶことができますので、あえてnav.xhtmlを残しました。以下説明するkinoppyでは、この目次は使えません。
iPhone、iPadでは、kinoppyという、本来紀伊國屋オンラインの電子書籍購入、管理のための無料アプリが、見事に縦書きルビつきEPUBファイルを表示してくれます。
使い方ですが、iTunesからiPhone等を接続状態でデバイスを選び、上部のappタブをクリック、ファイル共有よりkinoppyを選択、kinopp書類にepubファイルをドラッグ&ドロップ。
iPhone等からkinoppyを起動。設定→追加コンテンツの検出 を行ったあとライブラリをタップすれば、文書が出現しています。それをタップ。フリックでページをめくって快適読書です。
当然、一行文字数、文字サイズもピンチで変更可能で、さくっとリフローします。画面の狭いiPhoneでは、快適さが際立ちますね。
なおiPhoneにはbReaderという有料アプリがあり、これもEPUB3対応ですが、実はkinoppyのEPUBレンダリングエンジンは、bReaderの開発元がおろしたものですので、バージョン違いがある可能性はあっても、原則同じ。縦書きルビつきEPUB3を見る(読む)目的なら、無料でiPadでも使えるkinoppyが断然おすすめです。
Android系端末にもkinoppyは出ていますが、EPUBレンダリングに関しては、まだ少しバグがあると報告を頂いています。
ここにサンプルを配布するのも、様々な環境で表示を試していただきたいためですので、ダウンロードし、ご覧いただいて、いろいろご報告いただければと思います。
■伝統的家族制度は全てのイレギュラーを受け入れない それが正しい【Mixiより転載】
「父親として認めて」=性同一性障害の男性、不当訴え
「なぜ性同一性障害者だけ差別されるのか。息子の父親は僕だけだ」。女性から性別変更した男性は21日午後、東京家裁への審判申し立て後に記者会見し、法務省の運用の不当性を訴えた。
男性は幼いころから心と体の性の不一致を感じていた。女性であることに違和感があり、スカートをはくのが苦痛で仕方がなかった。「自分は何者なんだ」。自問自答を続けた学生時代だった。
転機が訪れたのは19歳。テレビドラマで性同一性障害の存在を知り、「これだ」と思った。2004年に診断を受け、08年に性別を変更。戸籍上も男性となり、妻と結婚した。「国が男として認めてくれたと感じた」と振り返る。
しかし、人工授精により授かった長男は嫡出子として認められず、戸籍のない状態が続いた。親のエゴだと批判され、寝顔を見て涙することもあった。それでも諦めなかったのは、「法律上も父親として認めてほしい」という強い思いからだ。
男性は「いろんな形の家族があるのは当たり前だと思う。性同一性障害者だけが差別され、同じ扱いをされないのはおかしい」と訴えた。妻は「3人が戸籍の上でも家族になれることが最大の望みです」と涙ながらに話した。(2012/03/21-19:17)
引用は以上。
めちゃくちゃ。同情の余地なし。
まず「性同一性障害」だけが差別されているわけではない。世の中には様々なジェンダーや性嗜好を抱えた人がいるが、マイノリティに属する人々は、不当な人権侵害を受けないというだけ(それも保証されない人も多い)。伝統的家族システムとはマッチし得ず、愛し合っても結婚できず、家族になれない人々は山ほどいる。ジェンダーと生理的な性の違和感で悩んで、ボーダーラインで「性同一性障害」と認められない人も、山ほどいるね。
家族制度というものは、近代日本ではそもそも「両性の合意のもと、男女が婚姻して、子を作り、どちらかの家の家系を継ぐ」というシステムだ。
同性婚が仮に認められても、もちろん子どもは養子を取るよりほかなく、嫡出子にはなり得ない。
法的に夫婦に認められたとして(僕はそれ自体変だと思うが)、他人の精子をもらって人工授精した子どもが、嫡出子になれるはずがない。明らかに「夫婦」の子じゃないじゃないか。
これは法の不備ではなく、家族制度そのものの本質に関わる問題で、現状が当たり前。「性同一性障害」の自分だけが差別されているとかいう問題ではなく、家族制度そのものに何か問いかけるなら、まだわかるが……。
僕の友人で、同性で結婚したのがいるけど、日本に同性婚の制度はないから、養子縁組で「家族」になった。僕は同性愛者とか性同一性障害の人を差別する気持ちはこれっぽっちもない。だが。
西欧では同性婚を認めている国もあるわけだが、僕は反対。男と男、女と女は、家族制度において結婚が成立する組み合わせではない。そんなものを認めたら、際限がなくなる。他にも、「自分たちの結婚だって認められてもいいじゃないか」って人、出てくるよ。男×男の兄弟とかさw
そういうのの恋愛関係も同棲も自由だけど、結婚は無理でしょう。
この問題で一番気になるのは、子どもさんがまだ戸籍ないらしいってことだね。
それだと法的には存在しないことになって、公的な福祉が全く受けられないんじゃないか
親の都合でそんな風に子どもが人権侵害されていいものかな。強引に非嫡出子でも何でも、登録すること、できないの? このままじゃこの子、公立の学校に通えないってことにならないのかな? そのようだったら、この親から子ども取り上げてでも、子どもの人権保障すべきと思うけど、どうだろう。
一緒に暮らせれば十分じゃないか。子どもに自分の性を名乗らせられれば、十分じゃないか。何を制度上の細かいことにこだわって、愛すべき「我が子」の人権踏みにじっているんだろう?
叩かれて当然だと思う。
追記:
養子として届ければ、嫡出子扱いにできる、とどこかに書いてあった……だとすればますます……
だいたい、他人の精子もらって人工授精してまで、子どもって……これは不妊の男女間でも同じく、おかしいと思う。命はそんないじくりまわして作っていいものとは思わない。何考えてるんだ。
世の中、育てる親のいない子はたくさんいる。子どもが欲しいなら、そういう子を養子にとって育てればいいじゃないか。他人の精子とか卵子とか子宮とか使うんであれば、それはすでに「血統」の意味でも夫婦間の子じゃないんだから。
技術的に可能だからって不気味なことを平気でやらかすんじゃない。
「なぜ性同一性障害者だけ差別されるのか。息子の父親は僕だけだ」。女性から性別変更した男性は21日午後、東京家裁への審判申し立て後に記者会見し、法務省の運用の不当性を訴えた。
男性は幼いころから心と体の性の不一致を感じていた。女性であることに違和感があり、スカートをはくのが苦痛で仕方がなかった。「自分は何者なんだ」。自問自答を続けた学生時代だった。
転機が訪れたのは19歳。テレビドラマで性同一性障害の存在を知り、「これだ」と思った。2004年に診断を受け、08年に性別を変更。戸籍上も男性となり、妻と結婚した。「国が男として認めてくれたと感じた」と振り返る。
しかし、人工授精により授かった長男は嫡出子として認められず、戸籍のない状態が続いた。親のエゴだと批判され、寝顔を見て涙することもあった。それでも諦めなかったのは、「法律上も父親として認めてほしい」という強い思いからだ。
男性は「いろんな形の家族があるのは当たり前だと思う。性同一性障害者だけが差別され、同じ扱いをされないのはおかしい」と訴えた。妻は「3人が戸籍の上でも家族になれることが最大の望みです」と涙ながらに話した。(2012/03/21-19:17)
引用は以上。
めちゃくちゃ。同情の余地なし。
まず「性同一性障害」だけが差別されているわけではない。世の中には様々なジェンダーや性嗜好を抱えた人がいるが、マイノリティに属する人々は、不当な人権侵害を受けないというだけ(それも保証されない人も多い)。伝統的家族システムとはマッチし得ず、愛し合っても結婚できず、家族になれない人々は山ほどいる。ジェンダーと生理的な性の違和感で悩んで、ボーダーラインで「性同一性障害」と認められない人も、山ほどいるね。
家族制度というものは、近代日本ではそもそも「両性の合意のもと、男女が婚姻して、子を作り、どちらかの家の家系を継ぐ」というシステムだ。
同性婚が仮に認められても、もちろん子どもは養子を取るよりほかなく、嫡出子にはなり得ない。
法的に夫婦に認められたとして(僕はそれ自体変だと思うが)、他人の精子をもらって人工授精した子どもが、嫡出子になれるはずがない。明らかに「夫婦」の子じゃないじゃないか。
これは法の不備ではなく、家族制度そのものの本質に関わる問題で、現状が当たり前。「性同一性障害」の自分だけが差別されているとかいう問題ではなく、家族制度そのものに何か問いかけるなら、まだわかるが……。
僕の友人で、同性で結婚したのがいるけど、日本に同性婚の制度はないから、養子縁組で「家族」になった。僕は同性愛者とか性同一性障害の人を差別する気持ちはこれっぽっちもない。だが。
西欧では同性婚を認めている国もあるわけだが、僕は反対。男と男、女と女は、家族制度において結婚が成立する組み合わせではない。そんなものを認めたら、際限がなくなる。他にも、「自分たちの結婚だって認められてもいいじゃないか」って人、出てくるよ。男×男の兄弟とかさw
そういうのの恋愛関係も同棲も自由だけど、結婚は無理でしょう。
この問題で一番気になるのは、子どもさんがまだ戸籍ないらしいってことだね。
それだと法的には存在しないことになって、公的な福祉が全く受けられないんじゃないか
親の都合でそんな風に子どもが人権侵害されていいものかな。強引に非嫡出子でも何でも、登録すること、できないの? このままじゃこの子、公立の学校に通えないってことにならないのかな? そのようだったら、この親から子ども取り上げてでも、子どもの人権保障すべきと思うけど、どうだろう。
一緒に暮らせれば十分じゃないか。子どもに自分の性を名乗らせられれば、十分じゃないか。何を制度上の細かいことにこだわって、愛すべき「我が子」の人権踏みにじっているんだろう?
叩かれて当然だと思う。
追記:
養子として届ければ、嫡出子扱いにできる、とどこかに書いてあった……だとすればますます……
だいたい、他人の精子もらって人工授精してまで、子どもって……これは不妊の男女間でも同じく、おかしいと思う。命はそんないじくりまわして作っていいものとは思わない。何考えてるんだ。
世の中、育てる親のいない子はたくさんいる。子どもが欲しいなら、そういう子を養子にとって育てればいいじゃないか。他人の精子とか卵子とか子宮とか使うんであれば、それはすでに「血統」の意味でも夫婦間の子じゃないんだから。
技術的に可能だからって不気味なことを平気でやらかすんじゃない。
■EPUB3(縦書きルビつき日本語電子書籍フォーマット)とPC、iPhone、iPad
EPUB3という電子書籍フォーマットが日本語縦書きルビつきに対応している(し始めている)ということで、注目しながらも、文章、小説そのものを作るのにエネルギーは割けても、難解なフォーマットを理解するのに時間はかけたくない、ということで、しばらくは様子をみていました。
そこに、2月に登場した一太郎の最新版では、EPUB出力に対応する、という情報が飛び込み、さっそくバージョンアップ。自作の小説を変換して、EPUBファイルを作ってみました。
現在、その作品は某文学賞に応募中のため、表に出せませんが、そのうち、公開している短編など変換して、ダウンロードできるようにしてみたいと思います。
現状では、一太郎の縦書きEPUB出力そのものに、ちょっと物足りなさがあります。単純な文章はもちろん、ちゃんと縦書きルビつきで変換できるのですが、ほとんどオプションらしいものがなく、
・挿絵のはさみ方がよくわからない
・画像化されたコンテンツをうまく回り込めない。
・画像の変換に何らオプションがない
・テキストが1ファイルになってしまう(チャプター分割出力ができない)
という問題があります。
特に日本語EPUBに便利なものではありませんが、SigilというEPUBエディタにより、チャプタ分割を行って、画像の下に文章が回り込んでしまう、などの現象を解消できることがわかりました。が、特に目次機能との連携等の際、ある程度のレベルのHTMLの知識が必要です。そして面倒です。
一方、作ったEPUBを表示できる環境も、まだまだ貧弱です。
PCでは、ブラウザで、Firefoxが、プラグインを入れると直接EPUBを開けるものの、ルビにも縦書きにも全く対応していません。
Google Chromeは縦書きルビつき表示に対応していますが、直接的にEPUBを開けません。EPUBの「正体」はxhtmlファイルやCSS、画像データなどをzip圧縮したものでして、拡張子をepubからzipに変えて解凍すると、html群となります。この中の文書ファイルを、右クリック等でChromeから開けば、縦書きルビつきがきれいに表示されます。読みやすいですが、表紙も目次も別ファイルで、それぞれに開く必要があります。
Espurというフリーソフトが日本語縦書きに対応して書庫機能もあるんですが、一太郎で作ったEPUBファイルについては、画像が全く表示されませんでした。
つまり、いずれも不完全ながら、本文が快適に読めるのはChromeかEspurです。
iPhone、iPadについてですが、iBooksは全然ダメです。1ページ目だけ表示して、ファイルがそれだけで終わっているかのような表示になります。これなら「表示できない」とエラーを返してくれた方がマシですね。
しかし、素晴らしいアプリがありました。
Kinoppyです。
これは紀伊國屋書店の電子書籍を買ったり読んだりするのが主目的のアプリだと思うんですが、EPUB3が見事に表示できます。表紙も出るし、ピンチで文字サイズ、一行文字数なども自由自在に変えられます。
なおiPhoneのみの対応の有料アプリbReaderも、同様のEPUB表示機能を持ちますが、これ、同じ開発会社によるほぼ同様のレンダリングエンジンなんですね。bReader開発元が、KinnopyのEPUB表示部の技術を提供しているようです。
ただ、Kinnopyにも一つだけ問題があります。
それは目次機能です。Webブラウザでは「ページ内アンカー」と呼ばれる一つのxhtmlファイルの中のインデックス(一太郎の目次機能がEPUBに反映されます)に、目次からジャンプできるのですが、Kinoppyはできません。
欠点はそれだけです。これは、文書ファイルを章ごとに分割することで解決できます。Sigilで可能です。ただし分割自体は容易なものの、これを目次にきちんと反映させるには、for experts onlyの編集機能を使い、opfファイル等を直接編集しなくてはいけません。慣れれば簡単ですが、htmlが皆目わからない人には無理な作業です。ミスるとたぶん正常に動作しなくなりますしね。
iPhone、iPadのKinoppy等のリーダーが、ページ内アンカーへのジャンプに対応してくれるか、一太郎がEPUBのチャプター分割出力に対応してくれるか。いずれかが実現すれば、ほとんど問題はなくなります。快適日本語電子書籍ライフ(作るも読むも)が、もうすぐそばまで来ていると思われます。
なおAndroid系でのEPUB3リーダ対応状況については、僕に検証できる環境がなく、逆に情報求む、ってところです。
そこに、2月に登場した一太郎の最新版では、EPUB出力に対応する、という情報が飛び込み、さっそくバージョンアップ。自作の小説を変換して、EPUBファイルを作ってみました。
現在、その作品は某文学賞に応募中のため、表に出せませんが、そのうち、公開している短編など変換して、ダウンロードできるようにしてみたいと思います。
現状では、一太郎の縦書きEPUB出力そのものに、ちょっと物足りなさがあります。単純な文章はもちろん、ちゃんと縦書きルビつきで変換できるのですが、ほとんどオプションらしいものがなく、
・挿絵のはさみ方がよくわからない
・画像化されたコンテンツをうまく回り込めない。
・画像の変換に何らオプションがない
・テキストが1ファイルになってしまう(チャプター分割出力ができない)
という問題があります。
特に日本語EPUBに便利なものではありませんが、SigilというEPUBエディタにより、チャプタ分割を行って、画像の下に文章が回り込んでしまう、などの現象を解消できることがわかりました。が、特に目次機能との連携等の際、ある程度のレベルのHTMLの知識が必要です。そして面倒です。
一方、作ったEPUBを表示できる環境も、まだまだ貧弱です。
PCでは、ブラウザで、Firefoxが、プラグインを入れると直接EPUBを開けるものの、ルビにも縦書きにも全く対応していません。
Google Chromeは縦書きルビつき表示に対応していますが、直接的にEPUBを開けません。EPUBの「正体」はxhtmlファイルやCSS、画像データなどをzip圧縮したものでして、拡張子をepubからzipに変えて解凍すると、html群となります。この中の文書ファイルを、右クリック等でChromeから開けば、縦書きルビつきがきれいに表示されます。読みやすいですが、表紙も目次も別ファイルで、それぞれに開く必要があります。
Espurというフリーソフトが日本語縦書きに対応して書庫機能もあるんですが、一太郎で作ったEPUBファイルについては、画像が全く表示されませんでした。
つまり、いずれも不完全ながら、本文が快適に読めるのはChromeかEspurです。
iPhone、iPadについてですが、iBooksは全然ダメです。1ページ目だけ表示して、ファイルがそれだけで終わっているかのような表示になります。これなら「表示できない」とエラーを返してくれた方がマシですね。
しかし、素晴らしいアプリがありました。
Kinoppyです。
これは紀伊國屋書店の電子書籍を買ったり読んだりするのが主目的のアプリだと思うんですが、EPUB3が見事に表示できます。表紙も出るし、ピンチで文字サイズ、一行文字数なども自由自在に変えられます。
なおiPhoneのみの対応の有料アプリbReaderも、同様のEPUB表示機能を持ちますが、これ、同じ開発会社によるほぼ同様のレンダリングエンジンなんですね。bReader開発元が、KinnopyのEPUB表示部の技術を提供しているようです。
ただ、Kinnopyにも一つだけ問題があります。
それは目次機能です。Webブラウザでは「ページ内アンカー」と呼ばれる一つのxhtmlファイルの中のインデックス(一太郎の目次機能がEPUBに反映されます)に、目次からジャンプできるのですが、Kinoppyはできません。
欠点はそれだけです。これは、文書ファイルを章ごとに分割することで解決できます。Sigilで可能です。ただし分割自体は容易なものの、これを目次にきちんと反映させるには、for experts onlyの編集機能を使い、opfファイル等を直接編集しなくてはいけません。慣れれば簡単ですが、htmlが皆目わからない人には無理な作業です。ミスるとたぶん正常に動作しなくなりますしね。
iPhone、iPadのKinoppy等のリーダーが、ページ内アンカーへのジャンプに対応してくれるか、一太郎がEPUBのチャプター分割出力に対応してくれるか。いずれかが実現すれば、ほとんど問題はなくなります。快適日本語電子書籍ライフ(作るも読むも)が、もうすぐそばまで来ていると思われます。
なおAndroid系でのEPUB3リーダ対応状況については、僕に検証できる環境がなく、逆に情報求む、ってところです。



